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外来

令和6年度外来看護方針

外来科長より

 外来では一期一会の出会いもあれば、慢性期通院の定期的で持続したケアが必要な患者さんなど対象は様々です。どのような患者さんに対しても支え寄り添うことができるように、真心こめた看護を目指したいと思います。総勢100人ほどの看護職員が所属する大所帯ですが、やりがいを持ち、働きやすい職場を構築できるよう努めています。

心不全療養指導士(外来看護係長A)より

 患者さんが疾病・障害を抱えながらも在宅で過ごすためには、医療(病院)・介護(地域)の切れ目のないシームレスな連携が欠かせません。患者さんを“療養者”と“生活者”であることの両側面を視野に入れた支援が、外来看護師の役割の1つと考えています。
 患者さんが住み慣れた地域で生活を継続できるよう、医療と介護が顔の見える関係性を大切に、患者さんを支える取り組みを行っています。具体的に当院では、ICT(TEAM)を活用し、患者さんの病状やご自宅での療養の様子を共有しています。患者さんの体調の変化を早期に共有することで、重症化予防や入院回避に繋がり、在宅療養を継続できる支援を行っています。
 また、当院の心不全多職種連携チームは、高齢化の加速で年々増加している心不全患者さんの再入院予防や、QOL向上のための活動を行っており、現在7名の心不全療養指導士が在籍しています。2023年からは、日本心臓財団・日本循環器学会・日本循環器協会・日本AED財団共催の「健康ハートの日」を名寄市でも開催し、地域住民の方々に、心不全を知って頂く活動を行っています。
 疾病や障害を抱えながらも、住み慣れた地域で、その方らしく生活ができる一助を外来全体で担っていきたいと考えています。

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