リハビリテーション科
概要
リハビリテーション科の疾患別割合は、おおむね整形疾患4割、脳血管疾患3割、その他3割となっています。
その他については心大血管疾患、がん疾患、小児疾患、呼吸器疾患、外科・消化器・心療内科等の廃用疾患など多くの疾患を対象としています。また外来での小児リハビリテーションも理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が行っています。
リハビリテーション開始は患者さんの病状によりますが、多くは入院早期や手術後早期から、ICUやベッドサイドにてリハビリテーションを開始しています。また、地域包括ケア病棟(平成27年2月開設)でも介入しており急性期~回復期リハビリテーションの役割を担っています。
平成9年度より名寄地区機能訓練事業を展開しています。名寄市、下川町、美深町、中川町、音威子府村へ年間 200 日、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を派遣し、地域の保健師とともに介護予防や訪問リハビリ指導、小児療育センターでのリハビリテーションを行っています。
スタッフ数
- 理学療法士( PT )10名
- 作業療法士( OT )3名
- 言語聴覚士( ST )3名
認定理学療法士(徒手理学療法1名、循環1名)
施設基準
- 心大血管リハビリテーション料(Ⅰ)
- 脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- がん患者リハビリテーション料
部門紹介
ここではリハビリテーション科内の部門の紹介をおこなっています。理学療法
病状に合わせて機能訓練室やベッド上で、関節可動域練習・筋力強化練習・筋緊張調整・基本動作練習(寝返り、起き上がり、座位、立ち上がり、歩行)を中心に行っています。また、平成28年9月~心臓リハビリテーションを開設し、循環器疾患や心臓外科系疾患のリハビリテーションも行っています。作業療法
機能訓練室で道具や物品を使用し、目的を持った作業や行動から ADL ・ IADL の促進、機能回復、さらに予防を視野に入れて治療しています。また、がん患者さんの病状緩和や精神的サポートを目的としたリハビリテーションも行っています。言語療法
主に脳卒中後遺症によっておこる失語症、嚥下障害、高次脳機能障害、顔面麻痺などの中枢性の疾患や、全ての分野における嚥下障害の治療などを行っています。
また、小児の発達障害や構音障害、吃音に対して治療を行っています。
施設紹介
心臓リハビリテーション室 | 言語療法室 |
機能訓練室 |
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