皮膚科
担当医師
診療部長 | 大石 泰史(おおいし やすし) |
---|---|
医員 | 野口 藍子(のぐち あいこ) |
概要
当院皮膚科は、平成29年4月現在、常勤医2名体制で、皮膚科専門医が常勤し、日本皮膚科学会から皮膚科専門医研修施設に認定されております。
外来患者数は、1日平均約130名以上と多く、また、常に複数名の入院患者の治療にもあたっております。手術は1年間で140件程度行っています。
患者さんは、新生児から高齢者まで幅広く対応しています。
1.主な対象疾患は
- アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎(かぶれ)などの湿疹・皮膚炎、蕁麻疹
- 虫刺症(マダニ咬刺症を含む)、白癬(みずむし)、帯状疱疹、尋常性疣贅(ウイルス性のいぼ)、伝染性膿痂疹(とびひ)、蜂窩織炎などの感染症
- 熱傷(やけど)、凍瘡(しもやけ)、褥瘡(とこずれ)、鶏眼(うおのめ)、胼胝(たこ)、光線過敏症などの物理的・化学的皮膚障害
- 薬疹
- 乾癬、魚鱗癬などの角化症(皮膚の表面が赤くカサカサしたり、魚のうろこの様になる病気)
- 天疱瘡、類天疱瘡などの水疱症(みずぶくれができてしまう病気)
- 悪性黒色腫(ホクロのがん)などの皮膚がんおよびいろいろな良性の皮膚腫瘍
- 全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎などの膠原病の皮膚病変
- 胃がんや白血病などの悪性腫瘍や糖尿病、肝・腎疾患などの全身疾患に伴う皮膚症状、お子さんや妊婦に特有な皮膚症状
- 痤瘡(にきび)、円形脱毛症、男性型脱毛症、巻き爪などの爪疾患など
2.主な検査方法として
- 血液検査(アレルギー検査、悪性腫瘍の腫瘍マーカー、各種の抗体検査を含む)
- パッチテスト(貼付試験)、プリックテスト(皮内反応)
- 真菌検査(カビの検査)、培養検査(原因菌の検査)
- ダーモスコピー(皮膚用の虫メガネによる観察)、画像検査(CT、MRI、超音波など)
- 皮膚生検(実際に皮膚を採取し、染色後に顕微鏡検査)
3.主な治療方法として
- 外用剤(塗り薬、貼り薬、噴霧薬など)
ステロイド外用剤、アトピー性皮膚炎などの外用の免疫抑制剤、外用の抗生剤、抗真菌剤、抗ウイルス剤、熱傷、褥瘡などの皮膚潰瘍の外用剤などを用います。 - 内服薬
蕁麻疹、瘙痒を伴う疾患に対して抗アレルギー剤、各種感染症に対して抗生剤、抗真菌剤、抗ウイルス剤、乾癬、アトピー性皮膚炎などに対しての内服の免疫抑制剤、薬疹、水疱症などに対しては、必要に応じて、ステロイド剤などを使用します。 - 理学的療法(光線療法、凍結療法、電気凝固など)
乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑などに対して光線療法(PUVAなど)を施行できる。尋常性疣贅などに対し液体窒素による冷凍凝固法など。 - 皮膚科の手術・処理・処置
悪性を含めた皮膚腫瘍の摘出術、皮弁形成術、全層・分層の植皮術、感染症の切開・排膿、切り傷、裂傷の皮膚の外傷の縫合、熱傷、褥瘡などでの汚い組織の除去、また、巻き爪に対する、ワイヤー法、陥入爪手術、その他、鶏眼・胼胝処置、軟属腫摘除など。
以上、いろいろな皮膚病に対して、対応いたします。
スタッフ紹介
大石 泰史(おおいし やすし)
職名 | 診療部長 | ||
---|---|---|---|
出身学校 | 旭川医科大学 | 卒業年 | 平成14年 |
主な経歴 | 平成14年 | 旭川医科大学附属病院 皮膚科 医師 | |
平成15年 | 北見赤十字病院 皮膚科 医師 | ||
平成17年 | 名寄市立総合病院 皮膚科 医員 | ||
平成20年 | 虎の門病院 皮膚科 医師 | ||
平成22年 | 旭川医科大学付属病院 皮膚科 医師 | ||
平成28年 | 名寄市立総合病院 皮膚科 主任医長 | ||
令和3年 | 名寄市立総合病院 皮膚科 診療部長 | ||
専門分野 | |||
専門医・資格 | 日本皮膚科学会 皮膚科専門医 | ||
所属学会 | 皮膚科学会 |
野口 藍子(のぐち あいこ)
職名 | 医員 | ||
---|---|---|---|
出身学校 | 旭川医科大学 | 卒業年 | 令和2年 |
主な経歴 | 令和2年 | JA北海道厚生連 旭川厚生病院 研修医 | |
令和4年 | 旭川医科大学病院 医員 | ||
令和5年 | JA北海道厚生連 旭川厚生病院 医員 | ||
令和6年 | 名寄市立総合病院 医員 | ||
専門分野 | |||
専門医・資格 | |||
所属学会 |
本文ここまで