泌尿器科
担当医師
診療部長 | 山下 孝典(やました たかのり) |
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医員 | 野々山 将(ののやま しょう) |
概要
一般泌尿器科については、排尿・蓄尿機能の障害、尿路感染症などの良性疾患に対する薬物療法や手術療法、泌尿器癌などの悪性疾患に対する薬物治療や手術療法を主に行っています。
当院で対応していない分野としては、尿路結石に対する体外衝撃波結石破砕術や腎盂尿管内の結石に対する内視鏡手術、泌尿器癌に対する放射線療法、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術に代表される尿路系の腹腔鏡・後腹膜鏡手術、稀な小児泌尿器科疾患、多くの人員を必要とする手術、特殊な慢性腎炎等があり、旭川や札幌のより大きな施設と連携しながら対応しています。
透析療法については保存期腎不全の段階から末期腎不全の透析導入直前まで泌尿器科外来で対応し、血液透析と腹膜透析のどちらも導入を行っています。導入後は透析室へ定期的に通院してもらいますが、状況に応じて他院での維持透析をお願いする場合もあります。慢性腎不全に対する腎臓移植は当院で行っていませんので、旭川や札幌の専門施設に紹介しています。
2021年4月28日 泌尿器科 山下孝典
一般社団法人National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について
2018年4月 名寄市立総合病院 泌尿器科
当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
1.NCDに登録する情報の内容
2011年1月1日以降、当科で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は当科で厳重に管理し、NCDには提供しません。
2.登録する情報の管理・結果の公表
登録する情報は、それ自体で患者さん個⼈を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。
当科及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報の保護に関する法律」、「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」、「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。
データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。
3.登録の拒否や登録情報の確認
データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。当科のスタッフにお伝えください。
また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当科のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。
4.NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力
当科からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。
当科がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。
本事業への参加に関してご質問がある場合は、当科のスタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。
一般社団法人National Clinical Database(NCD)ホームページ
スタッフ紹介
山下 孝典(やました たかのり)
職名 | 診療部長 | ||
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出身学校 | 北海道大学 | 卒業年 | 平成6年 |
主な経歴 | 平成6年 | 北海道大学医学部 泌尿器科 研修医 | |
平成7年 | 市立釧路総合病院 泌尿器科 研修医 | ||
平成8年 | 帯広厚生病院 泌尿器科 医員 | ||
平成10年 | 名寄市立総合病院 泌尿器科 医員 | ||
平成11年 | 伊達赤十字病院 泌尿器科 医員 | ||
平成13年 | 北海道大学医学部 泌尿器科 医員 | ||
平成14年 | 市立釧路総合病院 泌尿器科 医長 | ||
平成15年 | 幌南病院 泌尿器科 医長 | ||
平成16年 | 市立旭川病院 泌尿器科 医長 | ||
平成17年 | 名寄市立総合病院 泌尿器科 医員 | ||
平成18年 | 名寄市立総合病院 泌尿器科 医長 | ||
平成24年 | 名寄市立総合病院 泌尿器科 主任医長 | ||
平成25年 | 名寄市立総合病院 診療部長 | ||
専門分野 | 泌尿器科(泌尿器癌) | ||
専門医・資格 | 日本泌尿器科学会専門医、指導医 | ||
所属学会 | 日本泌尿器科学会 | ||
日本癌治療学会 | |||
日本泌尿器腫瘍学会 |
野々山 将(ののやま しょう)
職名 | 医員 | ||
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出身学校 | 横浜国立大学 | 卒業年 | 令和元年 |
主な経歴 | 令和元年 | 医療法人徳洲会札幌徳洲会 医師 | |
令和3年 | 北海道大学病院 医師 | ||
専門分野 | 泌尿器科 | ||
専門医・資格 | |||
所属学会 | 日本泌尿器科学会 | ||
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