デジタル戦略室(旧 情報管理センター)
方針
- 新規導入システムは、費用対効果などを考慮し、慎重に検討する。
- 既存システムは、無理のない範囲で統廃合を含めた運用方針を検討する。
- 極力費用をかけずにできる広報からすすめていく。
デジタル戦略室について
医療×ICTの最前線で
1.ポラリスネットワーク(道北北部地域医療連携ICTネットワーク)
名寄市立総合病院は日本最北の救命救急センターとして道北北部医療圏から多くの救急患者を受け入れています。しかし、当院がカバーしている医療圏は広大で、特に冬期は雪も多く天候などにより移動が厳しいこともあり、当院のドクターがICTネットワークで救急トリアージ、遠隔医療支援が行える体制づくりを進めいています。

2.名寄市医療介護連携ICTネットワーク
高齢者になっても自分らしく安心して生活できるためには医療・介護・福祉のサポート体制が不可欠です。令和3年から名寄市と名寄市立総合病院が中心になって市内の主要医療機関、全ての介護施設、行政をつなぐ地域ICTネットワークを構築しました。これは全国でも前例がない初めての取り組みで、特に高齢者の自宅を訪問する職種のメンバーには1人1台iPadを支給して、いつでもどこからでも市民を見守る仕組みを構築することができました。

3.最先端の医療ICTへの取り組み
急性心疾患は一刻を争います。1分1秒を無駄にしないために令和4年度から士別市、枝幸町の消防と連携し、救急車にICTシステムを搭載して救急患者の心電図をリアルタイムに当院の救急科ドクターに送るネットワークを整備しました。専門医の判断により、救急車から当院まで直接搬送できるようになり救命率向上につながっています。

4.新・病院情報システムの構築に向けて
マイナンバーカードをベースとして国の医療DX(デジタル化政策)は大きく変わってきています。また、AIや最新のICT技術の進化を踏まえて、これからの新しい病院情報システムを構築しています。デジタル戦略室ではこれから10年先を見据えて、一緒に院内情報構築に向けて取り組んでくれる新しい仲間を必要としています。(採用に関してはこちら)
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