下痢をしているとき
お子様は様々な原因で下痢をします。多くは感染性の胃腸炎で、体の中に入った菌やウイルスを外に出そうとする防御反応です。
ホームケア
- 下痢がひどく食欲がない時は、無理に食べさせずに水分補給(母乳やミルク、イオン飲料等)に努めましょう。
母乳やミルクはそのまま続けてかまいません。下痢がひどい時は、授乳を短時間で切り上げて回数を多くしたり、ミルクの場合は薄めにするのもよいです。 - 食欲が出てきたら、消化に良い物を少しずつ食べましょう。
油っこいもの、食物繊維の多いもの、糖分の多いもの、冷たすぎるものは避けたほうがよいです。 - おしりがかぶれやすいので、おしりをぬるま湯でこまめに洗い、肛門周囲にベビーオイルを塗って皮膚を保護してあげましょう。
(石鹸で何回も洗いすぎるとおしりがただれてしまうので、石鹸の使用は一日一回程度としましょう。) - 胃腸炎は唾液や便を介してうつる可能性があります。手洗い、うがいを心掛けましょう。
こんな時は早く受診を…
- 吐き気や高熱を伴い、水分がとれず、おしっこが出ない
- ぐったりしている
- 強い腹痛や、血便がある など
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