臨床工学科

概要

 当科は1994年4月より、それまで3名の技士が別々の部署に属し行なっていた、人工透析業務(血液浄化全般)および人工心肺業務を統合し、更に機器管理業務を新たに行うべく、5名の技士で「臨床工学科」として起動しました。
その後、心臓カテーテル業務・ペースメーカー業務・内視鏡業務を加え、2025年7月現在、11の人員で日々の業務を行なっています。

スタッフ数

技士 11名

主な認定資格

・透析技術認定士
・体外循環技術認定士
・呼吸療法認定士
・アフェレシス認定士
・内視鏡認定技士
・心血管インターベーション技師
・植え込み型心臓デバイス認定士
・認定医療機器管理関連臨床工学技士
・認定集中治療関連臨床工学技士
・専門呼吸療法関連臨床工学技士

主な業務

血液透析業務

 血液透析・腹膜透析・間歇補充型血液透析濾過(I-HDF)・on-line HDFなど、25床にて外来透析を行なっています。
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手術関連業務

 日常的な生体情報モニタ・麻酔器の点検、人工心肺を使用した開心術、ステントグラフト内挿術、自己血回収装置を用いた手術に携わっています。
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機器管理業務

 人工呼吸器、NO吸入装置、輸液・シリンジポンプ、低圧持続吸引器、パルスオキシメータ、生体情報モニタ、除細動器、自動血圧計などの中央管理・保守点検を行なっています。
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心臓カテーテル業務

 虚血・不整脈疾患に対する検査・治療を行なっています。
虚血疾患治療には血管内超音波検査(IVUS)を用いた診断、高速回転冠動脈アテレクトミー(ロータブレーター)や血管内レーザーアテレクトミー(ELCA)を用いた治療。
不整脈疾患に対しては3Dマッピングシステムを用いたアブレーション治療を行なっています。
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ペースメーカー業務

 2008年より本格的にペースメーカー・ICD・CRT-Dの植え込み時の点検、外来におけるフォローアップの業務を行なっています。
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内視鏡業務

 2016年よりスコープのセッティング・洗浄業務および、治療手技時のデバイス補助業務を行なっています。また昨今では、ラジオ波焼灼療法の補助業務も行なっています。

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集中治療業務

 この分野は多岐に渡り、人工呼吸管理・補助循環(IABP・ECMO)管理・体温管理システム・各種アフェレーシス業務を行なっています。
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