平成28年度 名寄市立総合病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）


年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 938 170 150 260 292 471 471 1520 1202 219
10歳刻みでの患者数を掲載しております。年齢区分の「0～」は０歳から９歳まで、「10～」は10歳から１９歳までの患者を合計したものです。90歳以上はひとまとめになっています。年齢は、入院してＤＰＣでの医療費算定が開始された時点（ＤＰＣ病棟に入院した場合は入院時。精神病棟等に入院後転棟してＤＰＣ算定の病棟に異動したときは異動時）での年齢です。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１１あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 247 3.59 3.06 0.00 70.07
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等２なし 138 6.35 5.51 0.00 67.82 〇
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１なし、１,２あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 130 4.55 4.71 0.00 70.69 〇
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 41 22.61 17.95 14.63 81.27
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等 手術・処置等１なし、１あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 41 5.32 5.85 0.00 74.71
「循環器内科」の症例の１位は、「狭心症、慢性虚血性心疾患」です。狭心症などで、心臓カテーテル検査を実施した症例です。平均在院日数は、全国平均よりわずか長くなっています。2位は、「頻脈性不整脈」でカテーテル手術にて心筋焼灼術を実施している症例です。平均在院日数は、全国平均よりわずか長くなっています。3位は、1位と同じく「狭心症、慢性虚血性心疾患」のカテーテル手術をおこなった症例です。平均在院日数は、全国平均とあまり変化はありません。４位は心不全で、手術・処置なしの症例となってます。平均在院日数は全国と比べて5日ほど長くなっております。５位は、閉塞性動脈疾患 です。平均在院日数は、全国平均とあまり変化はありません。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
0400801199x00x 肺炎等（1歳以上15歳未満） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 128 4.57 5.79 0.00 4.09
030270xxxxxxxx 上気道炎 123 4.68 4.83 0.81 2.89
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等２なし 94 4.99 6.09 0.00 2.15
140010x197x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上） 手術あり 手術・処置等２なし 86 7.02 8.28 0.00 0.00
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 80 5.88 6.18 0.00 0.00
「小児科」では、１位が「肺炎・気管支炎」です。１５歳未満で抗生剤の点滴や吸入等で治療した症例です。２位は、「上気道炎」で発熱やせき、脱水等の症状により投薬治療など行われたものです。３位は「ウイルス性肺炎」です。1位の肺炎は細菌や病原菌不明のものですが、ウイルスがはっきり確定した症例となっております。ここに掲載した上位３つの診断群分類で小児科全症例の約半分を占めています。４位、５位は新生児の疾患となっております。いずれの診断群分類でも全国の平均在院日数よりも短い期間での退院となっております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等２なし 副傷病なし 150 6.09 11.06 3.33 74.11
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等２なし 25 9.12 9.02 0.00 75.44
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの） その他の手術あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 24 11.08 10.93 4.17 69.04
060060xx97100x 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 22 8.55 16.26 9.09 76.91
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 21 9.14 14.75 4.76 72.52
「消化器内科」の症例のうち多数を占める「大腸ポリープ」については、短期滞在手術基本料３で算定するため、今回の集計の除外となります。消化器内科の１位は、「胆管（肝内外）結石、胆管炎」です。主に内視鏡的にステント留置術を施行した症例です。平均在院日数は、全国平均より5日以上短くなっています。２位は、「胃の悪性腫瘍」で内視鏡的切除した症例です。平均在院日数は、全国平均と変わりません。３位は、「胃十二指腸潰瘍」で内視鏡的止血術等を実施している症例です。平均在院日数は、全国平均より１日ほど長くなっています。4位は「胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 」で内視鏡的ステント留置を実施している症例です。平均在院日数は全国平均と比べ8日程度短くなっております。5位は「膵臓の悪性腫瘍」です。平均在院日数は全国平均と比べ5日程度短くなっております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 81 21.72 16.54 17.28 73.37
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 34 28.41 19.35 23.53 64.88
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 26 11.23 9.87 7.69 77.08
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 16 10.94 7.52 12.50 60.31
010060x2990400 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5 15 18.80 20.18 13.33 79.27
「脳神経外科」１位は、「脳梗塞」でＪＣＳが10未満で、エダラボンが投与されている症例です。平均在院日数を全国と比較すると5日以上長くなっています。２位は「非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）」で、ＪＣＳが１０未満、外傷でない脳内出血の症例です。平均在院日数は、全国平均より９日ほど長くなっています。３位は、「頭蓋・頭蓋内損傷」の手術を行われた症例と４位「頭蓋・頭蓋内損傷」は手術を行わない症例となっています。外傷となります
「脳梗塞」のＪＣＳ10未満で１位と同じですが、脳梗塞の重症度が違う症例です。平均在院日数は全国平均より長くなっています。
平均在院日数が全国平均より長い場合は、脳卒中回復期リハビリ病床を含め後方支援病床の不足等により円滑な転医ができないことが要因と思われます。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 67 9.49 9.77 0.00 32.78 〇
120140xxxxxxxx 流産 33 1.24 2.43 0.00 31.33 〇
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等２なし 33 10.67 20.79 3.03 30.52
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 26 6.50 6.29 0.00 46.58 〇
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等 21 6.76 6.42 0.00 47.52 〇
「産婦人科」の症例では、「正常分娩」以外の症例を集計しています。１位は、「分娩の異常」で帝王切開等の手術を施行した症例です。平均在院日数は、全国平均よりやや短くなっています。２位は、「流産」で手術など実施、未実施とも、ここに集計されています。平均在院日数は全国平均より１日短くなっています。３位は「早産・切迫早産」で薬剤の使用等で手術など実施してない症例になります。平均在院日数は全国平均より１０日以上短くなっています
「子宮の良性腫瘍」で子宮筋腫などにより腹腔鏡下にて子宮を摘出した症例などが集計されています。平均在院日数は全国平均と変わりません。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 63 42.63 27.63 34.92 83.67
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 34 34.32 26.26 0.00 73.44
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等２なし 20 14.50 17.99 0.00 68.40
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 18 7.83 5.49 0.00 57.06
160850xx97xx0x 足関節・足部の骨折、脱臼 その他の手術あり 副傷病なし 16 17.69 9.86 7.14 65.64
「整形外科」の症例の１位は、「股関節大腿近位骨折」で、人工骨頭挿入術や骨折の観血的手術を実施した症例です。高齢者の転倒に伴って受傷する場合が多く、平均年齢は８０歳を超えています。全国の平均在院日数を大幅に超える当院の在院日数となっています。２位は、「膝関節症（変形性を含む。）」で、人工関節置換術を実施している症例です。全国の平均在院日数より８日ほど長くなっています。３位は、「脊柱管狭窄症、脊椎症」にて脊椎固定術等を実施した症例です。平均在院日数は全国のものより短くなっています。
４位は、「前腕の骨折」で、手術を実施した症例になります。平均在院日数は全国のものより２日程度長くなっています。５位は、「足関節・足部の骨折」平均在院日数は全国のものより８日程度長くなっています
平均在院日数が全国平均より長い場合は、後方支援病床の不足等により円滑な転医ができないことが要因と思われます。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 46 3.07 3.34 0.00 65.00 〇
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等２なし 19 17.16 12.74 0.00 72.47 〇
050080xx01010x 弁膜症（連合弁膜症を含む。） ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等 手術・処置等１なし 手術・処置等２１あり 副傷病なし 10 30.90 24.70 0.00 75.30
050163xx99000x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし - - 8.76 - -
050161xx9900xx 解離性大動脈瘤 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし - - 18.27 - -
「心臓血管外科」の症例の１位は、「静脈・リンパ管疾患」です。下肢静脈瘤の手術を実施している症例です。在院日数は全国平均と変わりはありません。２位の症例は、「非破裂性の大動脈瘤・腸骨動脈瘤」に対してステントグラフト内挿術を実施した症例です。平均在院日数は全国平均より５日程長くなっています。３位は「弁膜症」で弁置換術等の手術を施行した症例になります。平均在院日数は、全国平均より６日程度長くなっています。４位、「非破裂性大動脈瘤」５位は「解離性大動脈瘤」となっております。
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし 24 17.08 12.35 0.00 71.79
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等２なし 23 21.78 19.92 17.39 73.87
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 18 17.11 14.83 27.78 78.28
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 12 21.25 21.25 16.67 81.33
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２５あり - - 23.87 - -
「呼吸器内科」の症例です。１位、４位、５位は、「肺の悪性腫瘍」になっています。
１位は化学療法を施行した症例です。４位、化学療法を施行していない症例（経過観察等も含む）となります。５位、は化学療法（「カルボプラチン」と「パクリタキセル(アルブミン懸濁型)）を施行した症例になります。全国の平均在院日数よりも４日程長くなっています。
２位は、「間質性肺炎」で抗生剤や酸素吸入等の治療をしたものです。全国の平均在院日数よりも３日ほど長くなっています。
４位は、「誤嚥性肺炎」となり、全国の平均在院日数と変わりはありません。平均在院日数が全国平均より長い場合は、後方支援病床の不足等により円滑な転院ができないことが要因と思われます。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060150xx99xx0x 虫垂炎 手術なし 副傷病なし 22 7.32 6.91 0.00 51.55
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 21 17.14 15.92 0.00 73.24
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 20 4.85 5.60 5.00 42.00 〇
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など） 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 18 6.22 6.82 0.00 63.22 〇
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術　悪性腫瘍手術等 手術・処置等２なし 16 22.00 17.65 0.00 71.56
「外科」の症例の１位は、「虫垂炎」手術をなしの症例です。全国の平均在院日数より５日程長くなっています。
３位も「虫垂炎」となり虫垂切除術を施行した症例です。全国の平均在院日数よりやや短いです。
２位「結腸の悪性腫瘍」で結腸切除術などの手術を実施した症例です。手術は結腸の全切除や腹腔鏡による悪性腫瘍の切除などです。全国の平均在院日数より1日程長くなっています。４位は「胆嚢疾患（胆嚢結石など）」です。手術は、腹腔鏡による胆嚢摘出術などを実施しています。全国の平均在院日数より短いです。５位は、「胃の悪性腫瘍」で胃切除を施行した症例となっています。全国の平均在院日数より４日程長くなっています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 18 10.50 7.72 0.00 67.78 〇
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり 13 8.00 3.40 0.00 67.08 〇
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等２なし片眼 - - 8.27 - -
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 - - - -
020200xx9700xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし - - 7.70 - -
「眼科」の症例では、短期滞在手術基本料３で算定する「白内障」は症例数が圧倒的多いのですが、ここでの集計の対象外です。１位は、「黄斑・後極変性」で光凝固術や硝子体の手術をした症例です。在院日数は、全国平均より２日程度長くなっています。２位は、「結膜の障害」で翼状片手術などが行われた症例です。平均在院日数は、全国平均より長くなっています。３位～５位の「網膜剥離」「糖尿病性増殖性網膜症」手術あり（片眼）は、症例数が１０件以下なので「-」の表示となっております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等１なし 手術・処置等２２あり 副傷病なし 28 8.29 7.85 0.00 76.93 〇
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 17 8.94 7.44 0.00 76.24 〇
110420xx97xx0x 水腎症（その他） その他の手術あり 副傷病なし 16 3.38 5.33 6.25 71.94
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術 10 10.10 9.98 0.00 76.20 〇
11013xxx97xxxx 下部尿路疾患 その他の手術あり - - 9.10 - - 〇
「泌尿器科」の症例の１位は、「膀胱腫瘍」で膀胱悪性腫瘍手術等と化学療法を実施した症例です。平均在院日数は全国平均とほぼ変わりません。２位も「膀胱腫瘍」で、膀胱悪性腫瘍手術等の手術のみ施行した症例となっています。平均在院日数は全国平均より１日長くなっています。
３位は、「水腎症（その他）」で経尿道的に尿管ステント留置術などを実施した症例です。平均在院日数は、全国平均より約２日短くなっています。
４位は、「前立腺肥大症」で経尿道的前立腺手術 を施行した症例となっています。
平均在院日数は全国平均とほぼ変わりません。
５位は、「下部尿路疾患」です。膀胱炎や尿道狭窄、尿路結石などで膀胱瘻や尿管ステント等を実施した症例です。、症例数が１０件以下なので「-」の表示となっております。
糖尿病科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。） 手術なし 手術・処置等２１あり 副傷病なし85歳未満 16 17.88 14.61 0.00 65.63
100070xx99x000 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし85歳未満 - - 11.48 - -
100071xx99x100 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全あり。） 手術なし 手術・処置等２１あり 副傷病なし85歳未満 - - 14.91 - -
100070xx99x110 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。） 手術なし 手術・処置等２１あり 副傷病あり85歳未満 - - 16.31 - -
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等２なし 副傷病なし - - 13.78 - -
「糖尿病代謝内科」の症例です。１位～４位は、「２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）」です。平均在院日数は、全国平均より長くなっています。症例数が１０件以下なので「-」の表示となっております。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 15 15.20 11.97 6.67 67.53
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 10 8.60 8.96 0.00 74.20
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等 手術・処置等１なし - - 4.28 - -
080011xx970xxx 急性膿皮症 手術あり 手術・処置等１なし - - 18.22 - -
100100xx97x0xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等２なし - - 26.28 - -
「皮膚科」の症例の１位は、「急性膿皮症」で手術をしなかった症例です。蜂巣炎など投薬等で治療が行われた症例です。平均在院日数は、全国平均より長くなっています。２位は、「帯状疱疹」で、平均在院日数は、全国平均と変わりません。
「皮膚の良性新生物」で、露出部にできた良性の腫瘍を取り除く手術をした症例です。症例数が少ないので「-」表示になっています。３位「急性膿皮症」で手術を行った症例です。４位は、「糖尿病性足病変」に対して手術なしで投薬、処置等で治療が行われた症例です。この診断群には、足病変に限らず、糖尿病により発生した皮膚潰瘍全般が分類されます。症例数が少ないので「-」表示になっています。
救急医学科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 14 9.57 21.25 35.71 84.14
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 13 9.00 10.17 23.08 73.92
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 11 5.91 12.43 9.09 72.55
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 10 5.91 5.24 0.00 68.80
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神および行動の障害 副傷病なし - - 2.60 - -
「救急医学科」の症例の１位は、「誤嚥性肺炎」です。救急医学科として入院治療した「誤嚥性肺炎」となっています。平均在院日数は、大幅に短くなっています。転院率が高くなっていますので、入院治療の途中で他の医療機関へ転院するために平均在院日数が少ないものと思われます。
２位は、「その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害」は低ナトリウム血症や高カリウム血症など電解質異常などがあります。平均在院日数は、１日ほど短くなっています。
３位は、「腎臓または尿路の感染症」です。平均在院日数は全国平均よりやや長くなっています。４位は、「前庭機能障害 」で、主にめまいです。平均在院日数は全国平均と変わりません。
５位「精神作用物質使用による精神および行動の障害」は急性薬物中毒などあります。症例数が１０件以下なので「-」の表示となっております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 18 4.00 5.24 0.00 60.83 〇
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 15 5.47 8.12 0.00 17.40
030430xx97xxxx 滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞 手術あり 14 1.07 3.32 0.00 3.71 〇
030320xxxxxxxx 鼻中隔弯曲症 10 6.50 7.00 0.00 48.80
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし - - 5.50 - -
「耳鼻咽喉科」の症例の１位は、「前庭機能障害」めまい等で入院した症例です。平均在院日数は全国平均よりわずかに短くなっています。
２位は、「扁桃、アデノイドの慢性疾患」です。平均在院日数は、全国平均より３日ほど短くなっています。
３位は、乳幼児に対し鼓膜チューブ留置術を行った症例です。例外を除き、日帰り（朝入院・昼手術・午後退院）です。
４位は、「鼻中隔弯曲症」です。平均在院日数は全国平均よりわずかに短くなっています。
５位の「扁桃周囲膿瘍」は、症例数が１０件以下なので「-」の表示となっております。
精神科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
170040xxxxxxxx 気分［感情］障害 - - 20.63 - -
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 16.54 - -
010160xx97x00x パーキンソン病 手術あり 手術・処置等２なし 副傷病なし - - 20.87 - -
010250xxxxxxxx アルコール依存症候群 - - 9.71 - -
0400800299x00x 肺炎等（市中肺炎以外かつ15歳以上65歳未満） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし - - 12.20 - -
「神経精神科」の集計です。当院の精神病棟に入院の患者さんは、集計対象外です。一般病棟（ＤＰＣ算定病棟）の神経精神科の患者では件数が少なく、「-」での表示になっております。これらの症例は、入院時に一般病棟での急性期治療を要し治療した後、精神症状等の治療の必要を認め、精神病棟へ転棟したケースです。退院時の診療科が入院全体の診療科の扱いとなります。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 26 10 7 20 22 12 1 7
大腸癌 14 22 19 17 8 21 1 7
乳癌 0 0 0 0 0 2 1 7
肺癌 0 1 8 46 10 34 1 7
肝癌 1 2 4 5 3 14 1 7
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
初発のがんについて、TＮＭ（第７版）分類に基づいて病期を登録しています。再発のがんについては、「再発」のみ登録しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 2 14.00 50.00
中等症 42 15.74 69.14
重症 10 12.80 82.50
超重症 3 12.67 90.33
不明 0 0.00 0.00
成人市中肺炎の重症度と年齢の数をみると、重症度では、入院症例ということもあり重症度２が一番多くなっています。また、平均在院日数は重症度が重いほど長くなるのではなく、年齢と重症度の関係をみると、高齢であるほど肺炎が重症化している傾向がうかがわれます。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 16 6.00 73.69 0.00
その他 1 15.00 88.00 5.88
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
I63$ 脳梗塞 3日以内 191 31.08 74.70 27.46
その他 2 36.00 78.50 1.04
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 21 7.71 74.71 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 1 3.00 51.00 0.00
その他 3 15.33 70.33 0.00
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
I679 脳血管疾患，詳細不明 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
一過性脳虚血発作では発症３日以内のもの、その他のもの共に平均在院日数は6日でした。脳実質外動脈の閉塞・狭窄と脳動脈の閉塞・狭窄ともに、３日以内の方がその他に比べ明らかに在院日数が長くなっていますが、時間が経過して来院する症例に比べ３日以内のものではその後脳梗塞に移行するリスクが高いため、血行再建手術や薬剤治療の介入を要する頻度が高くなるためと考えられます。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの） 367 0.99 1.93 0.54 75.18 〇
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む） 35 0.97 8.74 0.00 66.31 〇
K224 翼状片手術（弁の移植を要する） 13 1.00 6.00 0.00 67.08 〇
K279 硝子体切除術 - - - - - 〇
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術（その他） - - - - - 〇
１位はＫ2821ロの水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）で367件実施されています。同じ人が両眼とも手術をした場合は、２件と集計されます。短期滞在手術基本料3の対象手術となっています。２位はＫ2801硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含むもの）です。３位は、Ｋ224翼状片手術（弁の移植を要するもの）です。４位はK279「硝子体切除術」、５位は、K2802「硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）」です。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 224 0.07 1.02 0.00 66.56 〇
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 159 1.01 7.52 4.40 76.36
K6871 内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみのもの） 42 0.29 3.83 0.00 69.60
K654 内視鏡的消化管止血術 39 2.00 9.74 10.26 67.23
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 27 0.22 3.19 0.00 67.44
１位のＫ7211内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）は、短期滞在手術基本料3に対象手術となっています。２日程度で退院しています。２位は、Ｋ688内視鏡的胆道ステント留置術、３位はＫ6871内視鏡的乳頭拡張術、４位はK654内視鏡的消化管止血術、５位はK721-4早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術となっております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ） 140 3.49 4.57 0.71 68.91 〇
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 115 3.13 3.90 0.87 70.67
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 47 3.77 3.87 2.13 75.49
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞） 40 0.00 20.78 10.00 67.05
K5972 ペースメーカー移植術（経静脈電極） 33 4.06 9.48 6.06 80.21 〇
１位はK5951経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）です。２位は、Ｋ5493経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの）です。心臓カテーテルによる手術です。３位はK616四肢の血管拡張術・血栓除去術です。４位はK5491経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）です。５位は、K5972ペースメーカー移植術（経静脈電極）です。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術（仮死第１度） 119 0.01 7.17 0.00 0.00
K300 鼓膜切開術 22 1.45 3.32 0.00 0.91 〇
K9132 新生児仮死蘇生術（仮死第２度） - - - - -
K653-3 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 - - - - -
Ｋ9131、Ｋ9132の新生児仮死蘇生術は、新生児に対して実施したものです。Ｋ300の鼓膜切開術は、小児科で入院中に耳鼻咽喉科にて実施されたものです。
他にＫ6533内視鏡的食道及び胃内異物摘出術の全部で４症例です。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿） 57 2.56 43.02 28.07 78.28
K0462 骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨） 42 2.36 20.76 2.38 56.19
K0821 人工関節置換術（肩，股，膝） 40 1.35 33.03 0.00 71.93
K0811 人工骨頭挿入術（肩，股） 21 2.14 17.38 0.00 68.24
K0731 関節内骨折観血的手術（肩，股，膝，肘） 19 2.89 37.89 0.00 64.89
１位のＫ0461の骨折観血的手術の部位は、肩甲骨、上腕、大腿を含みます。高齢者の転倒などで大腿骨の頸部骨折に対し骨接合術を実施した場合は、ここに集計されます。２位のＫ0462の骨折観血的手術の部位は、前腕、下腿、手舟状骨を含みます。
３位のＫ0821の人工関節置換術の部位は、肩、股、膝を含みます。膝関節症などに対する人工関節の手術などが該当します。４位は、K0811人工骨頭挿入術で部位は肩，股です。５位は、K0731関節内骨折観血的手術で部位が肩，股，膝，肘となっております。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術（選択帝王切開） 53 3.30 7.26 0.00 33.51 〇
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 36 1.14 4.64 0.00 51.19 〇
K9091 流産手術（妊娠１１週まで） 30 0.03 0.17 0.00 30.93 〇
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡） 22 1.23 4.27 0.00 45.05
K8981 帝王切開術（緊急帝王切開） 20 3.65 8.20 0.00 30.65 〇
１位と5位は、選択的（予定）と緊急の帝王切開術です。２位は腹腔鏡下膣式子宮全摘術です。２位K877-2腹腔鏡下腟式子宮全摘術です。腹腔鏡を使用して侵襲の少ない手術のため術後日数の短縮になっています。３位は、K9091流産手術（妊娠１１週まで）です。４位は、K8882子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）です。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 45 1.00 1.04 0.00 64.78 〇
K5612 ステントグラフト内挿術（腹部大動脈） 14 1.36 16.57 0.00 72.07 〇
K5551 弁置換術（１弁） 10 2.40 31.10 0.00 73.40
K5611 ステントグラフト内挿術（胸部大動脈） 10 2.10 11.30 0.00 65.60 〇
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 10 1.10 2.30 10.00 67.30 〇
１位のＫ617-4下肢静脈瘤血管内焼灼術となっています。２位は、Ｋ5612ステントグラフト内挿術（腹部大動脈）です。３位はK5551弁置換術（１弁）です。４位は、K5611ステントグラフト内挿術（胸部大動脈）です。５位は、K610-3内シャント又は外シャント設置術となっています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 48 2.98 6.10 0.00 63.60 〇
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 38 0.97 2.76 0.00 66.08 〇
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 22 3.18 16.64 4.55 73.73
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） 21 0.33 3.48 4.76 41.62 〇
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの） 11 0.36 9.27 9.09 62.09 〇
１位は、K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術です。２位はK634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）です。K719-3腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術です。K718-21腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）です。５位は、K718-22腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの）となっています。
患者への侵襲の少ない腹腔鏡による手術が上位３つを占めています。術後退院までの日数も短縮されています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの） 39 1.23 6.31 0.00 76.21 〇
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 27 2.22 2.63 14.81 74.30 〇
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 13 2.69 6.38 0.00 63.15 〇
K8411 経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用） 10 1.00 8.10 0.00 76.20 〇
K8036ﾛ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他のもの） - - - - - 〇
1位はＫ803-6イ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）です。２位は、K783-2　経尿道的尿管ステント留置術です。３位はＫ610-3 内シャントK8036ﾛ設置術です。４位は、K8411経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用）です。５位は、膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他のもの）となっています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K309 鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術 16 0.13 0.25 0.00 3.69 〇
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） 12 1.00 3.92 0.00 20.75
K347 鼻中隔矯正術 - - - - -
K204 涙嚢鼻腔吻合術 - - - - -
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 - - - - -
１位の鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術は、乳幼児に対し、例外を除き日帰りで行っています。
２位はＫ3772口蓋扁桃手術です。平均年齢は20歳と若年者に多く手術が行われています。全身麻酔下に手術を行うため前日に入院し、術後出血の心配がなく、食事摂取の状況を見て退院としています。３位はＫ347鼻中隔矯正術です。４位は、K204涙嚢鼻腔吻合術です。５位は、K368扁桃周囲膿瘍切開術となっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 23 1.09 7.48 8.70 78.78 〇
K6092 動脈血栓内膜摘出術（内頸動脈） 16 11.88 20.88 12.50 75.38 〇
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所） 12 2.17 54.75 25.00 66.42 〇
K1643 頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内） - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他） - - - - -
１位の慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術は、他疾患の併存で入院が長引くような場合を除き、入院のクリニカルパスに準じて治療を行っています。2位の動脈血栓内膜摘出術の場合も、脳梗塞を発症した症候性内頸動脈狭窄の場合は、手術前後に急性期脳梗塞薬剤治療および神経症状に対するリハビリ療法を伴うため入院が３週間程度必要となりますが、無症候性内頸動脈狭窄のクリニカルパスを用いて治療を行っています。3位の脳動脈クリッピング術（１箇所）は、未破裂脳動脈瘤の場合は入院１１～１２日間のクリニカルパスを使用し治療を行っておりますが、くも膜下出血を発症した破裂脳動脈瘤の場合は、手術前重症度により術後経過が異なるため重症者では入院期間が長期化します。
４位のK1643頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）、５位のK1692頭蓋内腫瘍摘出術（その他）となっています。
呼吸器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合） - - - - -
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -
K508-21 気管・気管支ステント留置術（硬性鏡） - - - - -
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） - - - - -
１位はＫ386の気管切開術です。２位は、K6113抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置です。他の２つの手術は、呼吸器内科へ移る前の診療科で実施されたのもです。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満） - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径４ｃｍ以上） - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ以上６ｃｍ未満） - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上１２ｃｍ未満） - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満） - - - - -
１位から5位まで皮膚皮下腫瘍摘出術となりました。１位は露出部以外で長径６ｃｍ以上。２位は露出部で長径２～４ｃｍ。３位は露出部で４ｃｍ以上。４位は露出部以外で長径６ｃｍ～１２ｃｍ。５位は露出部で長径２ｃｍ～４ｃｍとなっています。「露出部」とは、頭部、頸部、上肢の肘関節以下、下枝の膝関節以下をさします
救急医学科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K775 経皮的腎（腎盂）瘻造設術 - - - -
K0022 デブリードマン（１００ｃｍ２以上３０００ｃｍ２未満） - - - - -
K0731 関節内骨折観血的手術（肩，股，膝，肘） - - - - -
K125 骨盤骨折観血的手術（腸骨翼及び寛骨臼骨折観血的手術を除く） - - - - -
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓形成） - - - - -
１位はK775経皮的腎（腎盂）瘻造設術です。２位はK0022デブリードマン（１００ｃｍ２以上３０００ｃｍ２未満）です。３位はK0731関節内骨折観血的手術（肩，股，膝，肘）です。４位は、骨盤骨折観血的手術（腸骨翼及び寛骨臼骨折観血的手術を除く）です。５位はK1426脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓形成）です。救急医学科では、あらゆる診療科にまたがっての救急患者を受け入れるため、手術数も広く行います。
糖尿病科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 - - - - -
１位は、K386の気管切開術となっております。
精神科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿） - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
１年間で手術は２種類です。急性期治療として他の診療科にて実施された手術です。その後、精神科治療が必要となり精神科へ転科し入院が続いたために術後日数が長くなりました。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 3 0.05
異なる 4 0.06
180010 敗血症 同一 25 0.39
異なる 25 0.39
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0.00
異なる 1 0.02
180040 手術・処置等の合併症 同一 45 0.70
異なる 3 0.05
入院した症例のうち、「医療資源をもっとも投入した病名」が上記4病名であるもののうち、「入院契機病名」も同じであるものを「同一」、異なる場合を「異なる」に集計して、その全退院症例数に占める発生率を表しています。「同一」に集計されているものは、入院するときからその疾患を発症しており、その治療が行われたものと考えられます。また、「異なる」に集計されているものは、入院後に病状の悪化などにより発症した可能性が高い症例と考えられます。「手術・処置等の合併症」の内訳は、透析シャントの不具合の治療が主たるものとなっております。
更新履歴